« 機密文書の保管とこれからの保持 リサイクル業者による廃品回収について »

婚約指輪を貰ったときのこと

2011
18
July

わたしは今付き合っている彼がいるが、その人から先日婚約指輪をもらった。その彼とは付き合って二年になる。わたしはいつか結婚できたらいいなと思っていた。彼も同じことを思ってくれていたみたいで嬉しかった。彼はこれからも一緒にいてと言ってくれた。わたしは本当に嬉しかった。この婚約指輪は本当に大事なものだ。これからも彼と一緒に頑張っていきたい。
 【大震災を生きる】 東日本大震災、福島原発事故から3カ月。被災住民は長期にわたる苦しい生活を強いられている。未曽有の災害を懸命に生き抜く被災者を追い、浮かび上がった課題を考える。

 ◆全半壊でも「自宅に戻る」

 車を置き、着の身着のまま逃げた向かいの中学校から、津波にのまれるわが家が見えた。宮城県石巻市の飲食店経営、扇子(おうぎ)恵美子さん(68)は淡々と、「あの日」を振り返る。

 「犬、どうなったんだべ、と思ってねぇ」

 5歳になる小型犬を、おりに入れて1階に置いていた。自宅に戻れたのは1週間後。泥まみれの家で愛犬の亡きがらと対面した。

 ◆水の音がする

 小さい頃から気管支が弱かった。長じて「ぜんそく」と診断された扇子さんにとって、ほこりっぽく換気の悪い避難所での生活は過酷だった。点滴を受けても息苦しくて眠れない。3月末に入院し、10日ほどで退院したが、医師から避難所に帰らない方がいいと言われた。

 「畳のない自宅に寝て、配給の弁当をもらって食べてた。でも、10日ほど前に配給が終わってね」

 今は、ボランティアにもらったコメやレトルト食品でしのぐ。

 「津波が来るまでは隣の建物で週2、3回、店をやってた。でも腰掛けもさびて捨ててしまったし、物忘れもひどくなって…」

 店舗はおろか、自宅の修繕すらままならない。被害状況に応じて市から支給される支援金は、1人世帯の場合は25%カットされる。店舗など住宅以外の建物に支援金は出ない。

 雨の日は、玄関まで水が押し寄せる。取材に笑顔を見せていた扇子さんがぽつりとつぶやいた。

 「夜中、水が出てくる音がして目が覚めるんだね」

 ◆東北人気質…

 名前も知らない。年のころは多分、80代。アパートの3階に住むその独居男性を、NPO法人「フェアトレード東北」のボランティア、佐藤大知(だいち)さん(26)は親しみを込めて、「お父さん」と呼ぶ。

 もともと石巻で活動していた同NPOは震災後、避難所を出て自宅で暮らす高齢者などの支援を行っている。5月には、被害が大きかった市内3地区の1200世帯を訪問。このうち51歳以上の600人に聞き取り調査をした。その結果、8割の人が自宅が全半壊したにもかかわらず、避難所を出て自宅などに戻っていることが分かった。その半数近くが1人暮らしや夫婦2人の世帯。「支援物資の配給終了」に不安を感じる人も多かった。

 それなのになぜ、自宅で暮らすのか。副責任者の阿部拓磨さん(36)が解説する。

 「持病がある高齢者に避難所暮らしはつらい。思うように体が動かないから『他の人に迷惑をかける』と、避難所を出る高齢者も多いんです。自宅に帰っても1人暮らしの人は特に、これまで支援してくれたご近所の人が亡くなったり避難したりしていなくなり、孤立を深めています」

 佐藤さんたちはアンケートをもとに、支援が必要そうな高齢の在宅避難者宅を一軒ずつ訪問している。

 「元気です。大丈夫。ありがとね」を呪文のように繰り返す独居被災者たち。勤勉で辛抱強い。「美徳」とされる東北人気質が、外部からの支援を難しくしている。

 それでも訪問を繰り返すうち、心がほぐれるときがある。

 「近所から大根をもらった」と喜ぶ70代の男性に、「塩つかってっから、しょっぺぇんでないの?」と佐藤さん。それまで「地元の区長さんが食料を配給してくれてっから」と支援物資を断っていた男性が、ようやく漏らした。

 「ホントはさ、区長さんから水もらったことねぇの。仲いい人は2本、3本もらえてるらしいけど。でもこうやって食料を持ってきてくれる人がいるから」

 「へえ」と聞き流した佐藤さんが帰り際に言った。

 「また来るからね」(道丸摩耶)

【関連記事】
100日目の供養 前へ進むため「区切りが必要」
震災3カ月、不明者いまだ8000人
震災後3ヶ月で現金の拾得物12億円
「高台への移転」希望が全体の3割
自衛隊、被災地支援長期化で態勢再編
根深い児童虐待の問題 社会的擁護のあり方とは


 死者、行方不明者が計2万3000人を超えた東日本大震災の被災地で、産経新聞社は大阪市立大学の協力を得て避難所で暮らす被災者300人にアンケートを実施した。被災した土地に「残りたい」と答えた人は45.5%で半数を切った。しかし、「離れたい」と答えた37.5%のうち9割近くが被災地近くの高台への移転を希望していることが判明。この希望者は全体の32.0%に上る。両者を合わせれば全体の8割近くが被災地に踏みとどまる意思があるといえ、今後、高台への住居移転の成否が復興の鍵になりそうだ。

 調査は、岩手県宮古市田老(たろう)地区と同県陸前高田市、仙台市若林・宮城野両区の避難所で実施した。

 アンケートで「離れたい」と答えた被災者のうち88.1%が「高台に移りたい」と回答。集団か個人のどちらで移るのが良いかを聞くと、地点別では田老地区で50.0%が「集団」と答え「個人」を上回った。これに対し、陸前高田と仙台は「個人」がそれぞれ73.5%、57.8%と「集団」を上回った。

 調査を監修する大阪市立大学の宮野道雄副学長は「田老は昭和三陸津波による被災後、当初は『高台移転』を模索していたが結局、防潮堤を建設して『原地復興』を選択したように地域住民のつながりが強い」と分析している。

 今後のまちづくり方策の一つに、津波被害を受けない高台移転がある。宮野副学長は「現実に被災者の3割近くが高台移転を志向している結果は重い。ただ、原地復興を考えている被災者も4割以上いるので、関係者の意見調整と、現実的に移転可能な高台をどう整備していくかなど、今後の課題は多い」としている。

【関連記事】
海外メディアは「日本の無力」に何をみたか?
これでいいのか、政治家諸君
世界経済に“日本悪玉論” 
震災後3ヶ月で現金の拾得物12億円
震災から3ヶ月 行方不明者いまだ8千人
根深い児童虐待の問題 社会的擁護のあり方とは



0 Responses to Lectus Quis Pretium Iaculis Mauris

Feed for this Entry

0 Comments

    There are currently no comments.

About You

Email address is not published

Add to the Discussion